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KGC2 4軸複合研削盤

円筒・内面・内歯車・内スプラインの研削に最適な複合研削盤


  • 代表的加工対象部位

    ・円筒、内面、内歯車、内スプラインの研削他


    円筒、内面、内歯車、内スプラインの研削に最適

    多工程の部品を効率的に工程集約を可能とする複合研削盤として開発され、複合研削盤ならではの複合加工を、NC機能を最大限に生かし効率よく高精度に加工を行うことができます。
    また、熱剛性、ネジレ剛性、そして、耐振動性に優れた機械特性は、複雑難加工、多工程を要するワークの加工に最適です。
    ワンチャックで円筒研削、内面研削が可能であり、特に内歯車と内スプラインは、高精度割出し制御技術により、高精度な研削加工ができます。

    多種類の高精度スピンドル – 研削部位に応じた最適な砥石の選択

    円筒研削にはビトリファイドCBN砥石を使用します。
    φ50mmからφ200mmの砥石に適合する多種類の高精度スピンドルを用意しています。
    また、ツルーイングはダイヤモンドロータリーツルーイング装置にて機上で行うことができます。
    ATC型グラインディングセンタのように毎回ツルーイングを行う必要がない為、砥石の寿命が圧倒的に長い利点があります。


    内面研削にはビトリファイドCBN砥石を使用します。
    φ12mmからφ60mmの砥石に適合する多種類のスピンドルと穴形状に合わせたアーバを用意しています。
    写真はL=125mmアーバに取り付けられたφ25mm砥石を30,000rpm高周波スピンドルに装着した例を示しています。
    円筒、内面研削共、砥石はワークに合わせて最適な形状、砥粒、ボンドの組合せのものを用意することができます。


    内径の溝研削にはCBN電着砥石を使用します。
    砥石断面の形状は角溝、インボリュート、円弧状等、ワーク仕様に応じて決定します。
    内径φ30 mm〜φ300 mmに適する砥石径を用意していますが、範囲外のものについてもご相談に応じることができます。


    内歯車の研削は、小径φ30mmから大径はφ300mmまでの広範囲な内歯車に対応できます。
    しかも、荒加工用と仕上げ加工用の砥石軸を同時に装備することが可能であり、きわめて表面粗度の高い優れた内歯車の研削を効率的に行うことができます。


    自動チャッキング装置

    作業者が直接チャッキング作業をすることなく、ワーク仮置きステーションにワークを差し込むだけで、自動チャッキング作業が正確、且つ安全に開始されます。
    チャッキング装置の種類は、用途に応じて選択することが可能で、エアチャッキング装置、油圧チャッキング装置、その他、ダイヤフラムチャック、コレットチャック、グリースアーバ、フェースクランプチャック等、ワークの変形難易度に応じて選択します。

    各種センサーを採用することで、2種類の類似ワークの混流生産に使用することや、反対姿勢のワーク差し込みミスなども防ぐこともできます。


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